ケンブリッジ大学とエジンバラ大学によって開発されたケンボロー豚。
両大学に敬意を払い大学名を組み合わせて「ケンボロー(camborough)」と名付けられたのがその由来です。
「主食として毎日食べ続けても健康を害さないように」という願いを込めて開発されたケンボロー豚は赤身重視の肉であり、現在最も健康度の高い豚として世界中で認められています。
1985年10月に島根ポークが日本で初めてケンボロー豚を導入し、現在へと繋がっています。
芙蓉ポーク・
島根ポーク
私たちが作る豚肉はお米のように主食として毎日食べられる、ヘルシーで美味しい豚肉を目指して生産しています。
最も健康度の高い豚として認められているケンボロー豚を基本(ベース)として、オリジナル飼料や優れたストックマンによる管理等の組み合わせによって“島根ポーク”と“芙蓉ポーク”を生産します。
美味・健康・価格の全てにこだわった、島根ポーク自慢の豚肉です。
系統図
銘柄
あでやかな肉色と気品のある味わいが自慢の最高位ブランドが“芙蓉ポーク”です。厳しく衛生管理されたケンボロー豚に特別な配合飼料を与え、美味しさのワンランク上を目指し、経験豊かなプロの管理者によって育てられて誕生しました。「芙蓉(ふよう)」とは、夏から初秋にかけて咲く美しい花で、あでやかさと気品は花の中では最高位にあるといわれています。私たちはその美しさと美味しさを象徴するものとしてこのお肉を“芙蓉ポーク”と名付けました。
最も健康度が高いとされている「ケンボロー豚」を種豚に、美味しさとヘルシーさを実現したものが“島根ポーク”です。
日本ではサシが多く入った肉ほど良いというイメージがありますが、サシが多ければ多いほど美味しい肉になるという訳ではありません。島根ポークは赤み重視の豚肉となっており、サシをあえて抑えることで、毎日食べても健康を害さない豚肉となっています。
筋肉内脂肪(サシ)を可能な限り少なくして、赤肉本来の美味しさを追求しました。豚肉の美味しさには、4つのポイントがあります。
- 1味
- 2噛みごたえ
- 3風味
- 4ジューシーさ
私たちは特に「味(コク)」に主眼を置きながらも、この4つのバランスを保ち、総合評価を高めるように努力しています。
一般の豚肉 | 芙蓉ポーク | 味わい | ||
---|---|---|---|---|
甘味アミノ酸 | 100 | 257 | 大きいほど旨味が強い | |
うまみアミノ酸 | 100 | 256 | 大きいほど旨味が強い | |
遊離アミノ酸総量 | 100 | 180 | 大きいほど風味・旨味が強い | |
ペプチド構成アミノ酸総量 | 100 | 161 | 大きいほどコク・まろやかさが強い | |
赤身内総脂量(サシ) | 100 | 26 | 大きいほど脂肪(サシ)が多い |
美味しさに加えて毎日食べられるヘルシーさも追求した当社の豚肉は、脂身の少ない赤身肉で、美しく淡い桜色が特徴的です。
“島根ポーク”と“芙蓉ポーク”のみずみずしくツヤのある肉色は、豚たちが豊かに育った証拠です。 当社では世界一美しい農場を目指して、豚も従業員も心地良く過ごせる美しい豚舎環境と厳しい衛生管理下の元で育てあげています。 豚肉の品質の高さには、どこにも負けない自信があります。
当社は創業以来、常に豚肉の「安心・安全・美味しさ」を第一に考えてきました。特に豚肉の味を大きく左右する飼料は、豚の体調や季節、原料価格と向き合いながら、その時々に最適なオリジナル飼料を与えることによって、豚肉の味わいを最大限に引き出しています。また、「ケンボロー手づくりハム工房」や「プロフェッショナルポークレストランケンボロー」でいただいたお客さまの声は全て生産農場へフィードバックしており、飼育に反映しています。 「お客さまの本当のご要望に応えるのは生産者の使命である。」という考えのもと、これからも生産から加工、提供まで一切手を抜かず、その時の一番の美味しさをお届けします。