衛生管理
養豚・食肉加工・レストランでの料理提供、その全てを担っている私たちだからこそ、衛生管理は最も重要な項目として日頃から徹底しています。養豚の衛生管理において何より大事なことは日頃の対策です。
農場 HACCP 認証
SPC農場はHACCP認証(安全で高品質な畜産物を生産するための世界標準のシステム)を取得し、徹底した衛生管理を行い安全な環境下の元、豚を飼育しています。HACCPによる衛生管理では、工程ごとにあらかじめ危害要因を分析し、特に重要な工程を重点的に管理し、最終製品が安全であることを証明していくものです。
問題や危険な事態を様々な角度から分析し予測を立てる。
予測した問題が起こった場合、その問題に対してどのように対応し解決するかを分析・管理しておく。
ウイルスや細菌を徹底的に遮断
飼育管理者の仕事は、「遺伝形質」「飼育設備」「配合飼料」の全てを管理し、豚の持つ遺伝的能力を最大限発揮させるお手伝いです。
豚が健康でないと遺伝能力が十分に発揮できません。
豚が健康であっても設備が悪いと行き届いた管理ができません。
豚が健康で設備が良くても餌が悪いと能力を発揮できません。
場内・舎内・豚間での病原微生物を増やさず又拡散を最低限とすること。そして衛生管理において何より大切なことは清潔さ。
敷地内への入場制限や、外部から動物の侵入を防止し、病原微生物(細菌やウイルス)を持ち込まない管理を徹底。
4つの入場制限
島根ポークでは1987年の旭農場設立以来、防疫管理システムに従った衛生管理を徹底しています。施設内を4つのエリアに振り分け、厳しい管理体制のもと豚の養育を行なっています。
横スクロールできます →場員および特定獣医師のみ入場を認める。ICC獣医師、PIC技術者、研修生、電機保安協会技術者等の入場者は、事前にそのつど社長の許可を必要とする。これ以外の者の入場はいかなる場合も認めない。
飼料運搬車、出荷車、GP導入車、および場内運搬車のみ入場を認める。事務機および機械の点検修理者などは、事前にそのつど場長の許可を必要とする。
機器のメンテおよび浄化水の採取者のみ入場を認める。これ以外の入場者は、事前にそのつど場長の許可を必要とする。
通勤、機器のメンテおよび燃料、資材、堆肥などの運搬車以外の駐車は認めない。来場した人及び車は、場外担当者の指示を受けなければならない。医薬品の受けとりは、農場外の指定された場所で行わなければならない。